日本の性感染症の現状

性感染症基礎知識 : 日本の性感染症の現状

日本の性感染症の現状とは?

 現在の日本では性感染症の感染者は600万人以上と言われています。その中でも性器クラミジア感染症は、日本で感染者数が一番多い性感染症で、20代前半女性の16人に1人、10代後半女性の21人に1人がクラミジアに感染しているとの報告があります。

 特に女性はクラミジアに感染しても自覚症状が出にくいため、知らない間に感染していたり、知らない間に感染させてしまうことが多くなります。一般に女性の80%、男性の50%に症状が出ないといわれています。クラミジアと同様に淋菌感染症も増加傾向にあります。

 性感染症が増加している原因としては以下の4点が考えられています。

自覚症状が出にくい

 感染しても痛みなどの自覚症状が出にくい病気(クラミジア、HIVなど)が増えており、知らない間にうつる、うつしてしまう事があります。感染を自覚していない人が、治療をしている人の5倍いると言われています。

セックス・ネットワークの広がり

 一人の男女が複数の相手と性交渉をもつようになってきており、また、セックスの低年齢化やオーラルセックスの流行も原因の一つと言われています。

性病・性感染症への無関心

 性感染症の知識や予防に対する気持ちがない人が多く、カップル間でのピンポン感染(自分が治っても相手が治っていなければ、再度うつされる)も増えていきています。

高い感染率

 1回のセックスで感染する確率はクラミジアで50%、淋菌で30%ほどと言われていますが、もちろん1回のセックスで感染することもあります。

性感染症患者数

 

淋病様疾患

性器クラミジア

性器ヘルペス

尖圭コンジローマ

1999年

10115

1732

11007

14026

2975

3591

1820

1370

2000年

14196

2730

15856

21172

3907

5093

2511

2042

2001年

17205

3457

17497

23339

3957

5357

2814

2364

2002年

17591

4330

18284

25482

4074

5592

3044

2657

2003年

16031

4495

17555

24053

4042

5684

3281

2925