性感染症は性的接触もしくは血液感染などが主経路で、感染部位は、性器内部や周辺、咽喉の粘膜などです。性病が感染する原因は、細菌、ウイルス、クラミジア、真菌(カビ)、原虫、寄生虫などの微生物です。これらの微生物は感染している人の精液、膣分泌液、血液、患部(ブツブツ、イボ、ただれなどの症状)組織などにふくまれており、性行為により相手の性器、肛門、口などの粘膜や皮膚と接触することにより感染します。
そのため、通常のセックスライフはもちろんの事、風俗での性的接触によっても感染します。札幌市や博多市における風俗店で働く人の感染症を調べた報告によると、感染症の有病率は一般人に比べて高率な傾向にあります。
セックスワーカー自身も、性感染症の危険を知らないで働いている人がほとんどなので、性器を見れば性感染症にかかっているかどうか判断がつくと考えている人も意外と多く、従業員も経営者も予防法を知らないので、コンドームの使用率も低く、悪循環となっています。
性感染症を引き起こすウィルスは、消毒液を使ってうがいをしても完全には消失しません。ましてや、風俗店では一日に何人もお客を取るわけですから、従業員が感染していなくても前の客が感染していれば、次の客も感染してしまう危険があります。